お花屋さんで働きたい女子必見!
お花屋さんで働いて思った事・感じた事・分かった事すべてを詰め込みました!

お花が好きで興味があった事と、「お花屋さんで働く女の子可愛い♡」という気持ちから働きました。
花に興味はありましたが、興味があったというだけで知識はなし。
全然なにも知らない。

何にも知らない状態からスタートしました!
半年たって、花の名前は大体わかります。
私がお花屋さんで半年働いて体験した事をまとめたので、
ぜひ、お花屋さんで働きたい子は参考にしてね♡
目次♡
花屋バイトは忙しい?

人気店、駅前、人通りの多い場所、モール内のお花屋さんは忙しい!!
特に、都会の花屋さんはとても忙しいです。
朝から終電まで帰れないなんてお店も存在します。

逆に、人通りの少ない場所にあるお花屋さんは、忙しくないです。
「可愛い人気店が良い(´;ω;`)」という気持ちは分かりますが、人気ではない店が良いと思います。
マイペースにやりたい人は、人通りが少ないお花屋さんを選びましょう!
忙しい時期は?

3月~5月が1番忙しい!
この時期に入社するのだけは辞めた方がいい。
焦らず、ちょっと待とう!
3月は、別れの季節という事で学生から社会人から多くの人が、送別のお花を買いに来ます。
毎日毎日、1日中死ぬほど忙しいです。

4月は、入学式や入社式などでお祝いのお花を買う人、送別のお花をまだ買う人も多いため忙しい!!!
5月は母の日があるので、予約に追われますし、前日~当日はあり得ないぐらい大変。
母の日が終わると徐々に落ちついてきます。
夏はお花が日持ちしないので、お客さんがグッと減ります。
夏は暇です。

花屋バイトはキツイ?

お花屋さんは、キレイに見えるけどすごくキツイとよく言われています。
実際はどうなのかというと、
すごくキツイと言うのは言い過ぎだと思う!
これは職場環境にもよるので一概には言えませんが、仕事内容だけで考えるとキツ過ぎるという事はありません。
手荒れ
女の子なら気になる手荒れ。
手荒れがひどいと聞いていましたが、私は週3勤務だったからか全く荒れませんでした。
週3勤務程度なら、つるっつるです。
フルタイムだと、もしかしたら荒れちゃうかもしれませんが、ボロボロって程にはなりません!

虫が出る
夏になると一気に虫が出てきます。
気持ち悪い毛虫みたいな虫とか、しょっちゅうお花にくっついています。
蚊や蜘蛛も多いです!
でも触るわけではないので、大丈夫ですよ!
手をケガする
ナイフやハサミ、バラのトゲなどでケガをします。
花瓶を割って大けがという事もありました。
ナイフやハサミはよく切れる物を使っていると思うので、気を付けなければいけません。
バラのトゲも、刺さると結構痛いので注意。
ケガする人は多いです。

肉体労働
お花屋さんは重たいものを持ったり、体を動かすので肉体労働です。
汗が出るぐらいには動きます。
お花のお手入れをしたり、すべてのお水の水替えをしたり。
接客しながらなので、忙しいと本当に動きっぱなしです!

虫が出る、手荒れ、ケガするというのは注意すればいいだけですし、肉体労働を今までやった事がある人なら特にキツい事はありません。
キツイか楽かでいうと、キツイ寄りの普通!
かわいいお花に囲まれて働けるなんて最高だと思っていましたが、やっぱり仕事なので、癒しよりもストレスが圧勝。
花を見たくなくなります!
どんな仕事をするの?
接客半分、花のお世話半分でした。
忙しい時期は、接客に追われます。
接客
- 花束の予約受付
- 電話対応
- レジ
- 「この花はどの花と合わせたらいい?」「日持ちは?」「この花の名前は?」など花についてめちゃくちゃ聞かれるので、それに答える。
お客さんは、こっちがいくら素人花屋だろうがプロだと思って聞いてくるので、知識がない時点での接客は結構地獄です。
花の名前や日持ちなどが分かってくると、楽になれます。
お花のお手入れ
お花が入荷したら、全部の花をお手入れします。
水切りをして、水揚げをして、無駄な葉っぱを取り除いて、トゲを取って。
入荷した時だけじゃなく、毎日お花の様子を見てメンテナンス、水替えを行います。
店の中にある鉢植えのお世話もします!

その他
- 花束、アレンジメント作り
- ラッピング
- 店内清掃
- ディスプレイを考えたり
- 配送の手続き
様々な仕事があります。
花束やアレンジメントは、忙しい店だと教わる時間がないので、しばらく作れないと思います。
経験をつまないと上手に出来ないので、最初は大変なんじゃないかな?
私が苦労した事と気を付けてほしい事
電卓問題

花屋さんは、電卓で計算をします。
バラ2本、チューリップ4本、カーネーション5本に…とたくさん買ってもらった時は注意です。
こちらの記事にありますが、スマホの電卓と普通の電卓で打ち方?が違います。
スマホ世代の若い人は、これで大変な目に合う人が多くいます。
私だけだと思っていましたが、周りに結構いました!
花の名前や日持ち、お手入れ方法を覚える事

全然知らない状態だったので、花の名前を覚えるのに最初は苦労しました。
それぞれの花の日持ちやお手入れ方法も、知っておかないと困るので、それも一緒に覚えていきます。
バラといっても色んな種類があり、「サムライ08」「オールフォーラブ」とか色々あります。
お水の量も、お花によって1番良い量というのがあります。
ガーベラだったら1cmくらいしか水入れないとか、アジサイはかなり多めだったり。
基本的なお花の名前を覚えるのに1カ月~2カ月くらいでした!
それぐらいたつと、名前も覚えて少し知識がつきます!
どんどん知らないお花が大量に入ってきますが、基本の花を覚えてしまえば後はスッと覚えられます!
それまでは大変ですが、自然と覚えるので安心してください。
職場の環境は?どんな人が働いてる?

プロ意識が高いめんどくさい人
厳しい店長
職人気質
正直に言うとこういう人多いです。
お花屋さんは、花屋1本でずっとやってきている人が多く、花に関しては譲れないプロ意識というものがすごいです。
自分のセンスに自信を持っています。
なので、はっきりいって、バイトで初心者プロ意識0の人間からしたらすっごい面倒。
10年も20年も働いている、お局だらけです。
実際、私がいた職場の人たちは、一人を除いた全員が高校卒業後、花屋1本で来ています。
上下関係が結構あります。
超おんなの職場です。

このような人が多かった…
職場環境は場所によると思いますが、職人気質系が嫌いな私は好きになれませんでした。
でも、
新しくできたお店とか、若い人が多い店とかだと楽しく働ける可能性あり!
実際に、周りでお花屋さん超楽しかったと言っていた人もいます♪
こればかりは働かないければわからないですね。
客層は?めんどくさい客はいる?

女性8割です。
花のこだわりが強いお客さんは面倒です。
飲食店ほどは客層ひどくないです!!
仕事終わりのOLさんや常連のおばあちゃんが多いです。
お得意様もいますので、そういう客の相手も気を付けなければいけません。
知っておいた方が良い事
亡くなった方・お墓用・お見舞い用の花について

亡くなった方への花は、1年未満だと白とグリーンしかダメ。
2年3年たつと、色を入れてよくなったりします。
バラは禁止。
お墓の花は、日持ちするものが◎ですが、基本バラ以外は何でもOK。
バラが大好きだったからどうしてもというのであれば、バラもOK。
お見舞い用の花は、色が派手じゃない物、香りが強くない物ならOK。
お客さんに聞かれることがとても多いです。
注文を電話で受ける時なんかに、他のスタッフが接客中などで聞けない状況だと、すごく困るので知っておいた方が良いかも。
他にも、還暦(61歳)、卒寿(90歳)、白寿(99歳)など、それぞれにふさわしいお花があったりします。
言葉自体が分からないことも多いので、こういう言葉があるんだーと頭の片隅で覚えとく程度に知っておくと「は?はくじゅ?この人何話してるの?なんの話?」なんていうプチパニックは回避できます。
まとめ

「花が好き、興味ある、お花屋さん女子になりたい。」
そのような軽い気持ちでバイトしない方が良いかもしれない。
なぜかというと、プロ意識が高い人が非常に多く、嫌なお局や厳しい店長が多いからです。
花の事を知りたいのなら、趣味でお花を飾るところから始めた方が、よっぽど楽しく知ることが出来ます。
もし花初心者で働きたいのなら、忙しい店ではなく暇そうなお店にすることをおすすめします。

ここまで良くない事も散々話してきましたが、仕事内容自体は楽しい方です♡
お花屋さんは一緒に働く人によっては、楽しく働けると思います。
植物を触るのは楽しいし、名前やお手入れ方法も覚えることが出来、知識も身に付きます。
私はお花屋さんで働いて詳しくなって、お花が大好きになりました!!
もう愛おしくて仕方がない。
可愛すぎる。
お花屋さん巡りをしたいなぁと思っています。
楽しいかどうかは職場環境によりますし、働いて知識なども身につくので、チャレンジしてみるのは悪くないです!
私はすごく嫌だったけど、それでも身に付いたことがたくさんあるので、やって良かったと今は思えます。
思いたいだけかもしれないけどね!!
花屋バイトをしていた時の地獄の日記↓↓